三菱電機株式会社神戸製作所様・電力システム製作所様が、2022年10月11日に、労働安全マネジメントシステム(ISO 45001:2018)の認証を取得されました。

 

①経営者様の思い・考えについて
三菱電機株式会社様では、労働安全衛生について自主活動を行い、神戸製作所様は無災害継続記録900万時間・電力システム製作所様は同400万時間を達成するなど、労働安全衛生については自信を持って取り組まれています。
また、事業所内の労働安全衛生活動がそのまま顧客満足に繋がっているとの考えから、2009年から三菱電機株式会社様独自のマネジメントシステムを構築し、労働安全衛生(OHSMS)活動を推進されてきました。
②認証の狙いと取得を決断した理由について
今般、三菱電機株式会社様が行って来た労働安全衛生活動が、社外に発信できるレベルのものか、活動内容に漏れが無いか、更なるステップアップのため活動の客観的評価がしたいとの考えから、取得の決断をされました。
③労働安全衛生への取組みについて
2018年から認証取得に向けマニュアル整備、リスクアセスメントを始めとする各規程の見直し、ISO 45001の外部教育への参加、年度計画記載方法の見直し等に取組まれ、各部門の安全担当者4名をプロジェクトグループに加え取得に向けて活動を実施されて来ました。
活動の中で規格に沿うよう、内容や様式の変更を適宜実施し、事業活動への影響を極
小化しつつ浸透を図ってこられました。
④認証活動で苦労した点、こだわった点について
三菱電機株式会社様社内では、独自のOHSMS活動を行っていたため、ISO 45001規格と比較した結果、少なからず変更が必要であることを認識されました。ただ、全面的に見直すのではなく、既存の活動の良い部分は残しつつ変更点を探るところにこだわり進めてこられました。
⑤認証取得をして良かった点について
三菱電機株式会社神戸製作所様・電力システム製作所様の労働安全衛生活動の取り組みが客観的に正しく、健全に運営されていることが、把握出来たこと。また外部に対しても事業活動の安全性を表明出来るため、顧客へのアピールを期待できるところが良かった点とお考えです。
⑥今後の期待と進め方について
今回は、神戸製作所様の2部門、電力システム製作所様の2部門、計4部門で認証取得されました。
次年度は神戸製作所様、電力システム製作所様の全部門の認証取得を目指されます。
また今回は三菱電機株式会社様社内で初めての認証取得であり、今後、他の事業所(製作所)への取得拡大・波及を期待されておられます。

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