■企業は「安全第一」を理念として、経営トップの考え方を現場に浸透させ「労働災害ゼロ」「危険ゼロ」「職業性疾病ゼロ」を目指し、以下の様な災害・疾病を予防する職場づくりに取り組まれています。

■このような中、厚生労働省労働局長通達「労働安全衛生マネジメントシステムに関する指針の改正(告示第113号)」が平成18年3月10日に出され、労働安全衛生の水準の向上に向けて組織的かつ体系的なマネジメントシステムの普及、促進を都道府県労働局長に通達されました。労働安全衛生マネジメント

■これを受け、労働安全衛生の水準の向上に向けたマネジメントシステムの導入が企業の重要課題となっています。

対象組織

労働安全衛生マネジメントシステムを確立し,実施し,維持することで労働安全衛生を改善し,危険源を除去し,労働安全衛生リスク(システムの欠陥を含む。)を最小化し,労働安全衛生機会を活用し,その活動に付随する労働安全衛生マネジメントシステムの不適合に取り組むことを望む全ての組織が対象となります。

認証取得の効果

  • 全社的な安全衛生管理体制が整備されます。 
  • 労働災害や疾病の予防に向けて改善目標が明確になり、達成意欲が活発になるとともに、職場内のコミュニケーションが図れます。 
  • 従業員の安全意識が向上すると共に企業イメージの向上が図れます。
  • 潜在的リスクの軽減による労働災害や疾病が減少します。 
  • 労働災害や疾病による生産コスト負担を低減できます。 
  • 労働生産性が向上します。 
  • 緊急事態への対応力がつきます。 

審査の特徴

JACOでは、次のような労働安全衛生の課題にOHSMS審査を通じて、解決に向けて議論させて頂きます。

JACOのOHSMS審査の特徴は、次の通りです。

■お客様にとって有益な審査を追求 

お客様の経営層の意図を理解し、その目的に合った適切な審査計画を組み立て、経営状況や文化が異なるそれぞれの企業に対して、OHSMSの規格を適切に適用した審査をいたします。 

■改善の機会を利用しマネジメントシステムのレベルアップに貢献

規格の適合性のみならずマネジメントシステムが経営・事業に貢献しているかの視点で審査をいたします。マネジメントシステムを形骸化させることなく、その有効性を追求いたします。

■OHSMS対象業務の専門家であり、総合的なマネジメント能力を持つ審査員集団 

JACOの審査員は、自らもOHSMS対象業務に長年携わってきており高い専門知識を保有しています。また、管理職としてのマネジメント経験も豊富であり、経営の視点に立ち総合的な判断を行なうことができます。

■他のマネジメントシステムとの統合審査の実施

他のマネジメントシステムとの統合審査を行うことも可能です。特に環境マネジメントシステムとの統合審査では、規格の親和性も高く、審査の効率が向上します。

規格の構成

1 適用範囲
2 引用規格
3 用語及び定義
4 組織の状況

4.1 組織及びその状況の理解
4.2 働く人及びその他の利害関係者のニーズ及び期待の理解
4.3 労働安全衛生マネジメントシステムの適用範囲の決定
4.4 労働安全衛生マネジメントシステム

5 リーダーシップ及び働く人の参加

5.1 リーダーシップ及びコミットメント
5.2 労働安全衛生方針
5.3 組織の役割,責任及び権限
5.4 働く人の協議及び参加

6 計画

6.1 リスク及び機会への取組み
6.2 労働安全衛生目標及びそれを達成するための計画策定

7支援

7.1 資源
7.2 力量
7.3 認識
7.4 コミュニケーション
7.5 文書化された情報

8運用

8.1 運用の計画及び管理
8.2 緊急事態への準備及び対応

9パフォーマンス評価

9.1 モニタリング,測定,分析及びパフォーマンス評価
9.2 内部監査
9.3 マネジメントレビュー

10改善

10.1 一般
10.2 インシデント,不適合及び是正処置
10.3 継続的改善

認証の効果

JACOでの「労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)」の認証組織様は、OHSMS認証を活用して労働安全衛生活動を活性化させることによって、以下の様に順調に災害件数を削減されています。

災害件数の推移

調査対象:2011年度〜2017年度認証取得組織

お客様の認証取得事例の紹介 

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